階級関係 ストローブ&ユイレ 

以前もう半永久的に見れないとあきらめていた映画が突然DVDで出ていたので、早速購入し、ようやく今日見ることができました。フランツ・カフカの「アメリカ」を映画化するというかなり挑戦的なものですが、それが成功していたかどうかは別として映画としては徹底的に素朴化され、傑作と呼んで良い作品でした。まあ、カフカを映画化するのであればスティーブン・ソダーバーグカフカ 迷宮の悪夢」のようにB級SFとして割り切ったほうが良いのかもしれませんが・・・。それにしてもストローブ・ユイレの作品、他のも観たいと思いました。約10年前に神戸でやって以来、特集らしきものがないのでなかなかチャンスがありません。近く水道橋のアテネ文化フランスセンターあたりでやってくれないかマークし続けたいところです。
*DVDプレイヤー故障(容疑者ヨーゼフR)のためPCでみました。