訳あって・・・

私は整理整頓が好きだとよく言われる。実際好きである。
だが決してゴミが嫌いなわけではない。むしろ好きといっても良い。今日も訳あって新宿のある大型ビルの地下3Fのゴミ捨て場でうろうろしていたのだが、特に何かの部品の一部が溜まっている廃材系には興味を惹かれるものがった。その理由はよくわからないが、多分それはある完成された製品のある部分がちょっとでも欠けることによって一気に無価値(一般的には)になる激しさみたいなものを感じるからかもしれない。
いや、そんな社会学的な言い方ではなく、そのモノそのものに魅力があるといった方がよい。
だから生ゴミとかのような「全うな」「ありうるべき」ゴミよりも、そういった「ゴミ」という存在に「なった」ものには、それらの人生(?)を想像する面白さがあるし、何よりもまだまだエネルギーが残っているような気がするのである。それらをつなげたりしてどうにかして生き返らせる(いわゆる「リサイクル」とは違う)と何かもっと面白いものが出てきそうな気がしてしまうのだ。
今後はゴミ捨て場で働く恐いおっちゃんとしっかり関係構築した後に、もっとゆっくりみてみるとしよう。

*先日ヨーゼフ・Rがなった水疱瘡を、予定通りうつされたM