或いは懐かしさ

仕事の合間に新宿タワレコ現代音楽コーナーでぶらぶら試聴などしていたら、あまりのかっこよさに購入。たとえ家で「また買ったの!?」と言われることがわかっていても・・・。さらに間の悪いことに今日は先日注文したジョン・ゾーンのCDが家に届く日ではあったが・・・。
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Simeon Ten Holt: Canto Ostinato(シメオン・テン・ホルト カント・オスティナート)
二台のピアノ、繰り返す旋律、しかもそれだけで75分。なのにこの凄さはなんだ。
そこに106のセクションがあるとは全く感じられない。まさしく「美しく叙情的」。まるでアンゲロプロス映画の音楽のよう。
そこから感じられる懐かしさはどこかで聴いたことのあるものなのか、その反復による記憶のものなのか・・・。
教会で聴いたらかっこいいだろうな。

*おまけ・・・てっきり紛失していたと思っていた椎名林檎「幸福論」、10年前に妹に貸していたことが今日わかった。