子育て記録

・・・と書いてみたが「子育て○○」という言葉は好きではない。何か植物を育てるような一方向感があるからだろうか。人間を育てるというのは〜おおげさにいえば〜それとは違う覚悟が必要だろう。






先日長男のヨーゼフ・Rを叱った、というかいくつか伝えようとした。





なぜ返事をしなければならないのか?
なぜ人の言うことを聞かねばならないのか?
その理由。そうしなくてもいいがそういう場合はどうなるか。どちらにせよ自分で考えて決めろ、などなど・・・。





これが意外に難しい。





だが、その翌日先生から褒められたらしい。それよりも本人が嬉しそうだったのが大きかった。「型」ではなく一応自分で行動を「選択した」ことが感じられたからだ。



で、意外な副作用があった。長男が厳しく話されているのを見ていた下の二人の行動が変わったのだ。
いつもチンタラしているブルース・M・リーが妙にテキパキやり出したり、騒げばいいと思っているレスラー・Kが、外で真面目な話をしている時は空気を読んで静かに隅に控えていたり・・・まあ、長続きはしないだろうがw
二人とも、しょっちゅう直接注意されていて全く変わらなかったのに、である。



ただ、思ったのは子供というのは人への対応を自分の事のように感じるものだといこと。ここは「自分は悪くない」と捉える大人とは決定的に違うのだなあ、ということ。



面白いものだ。