豪華純喫茶

今日ヒルトンでランチを遂行したのは、こりきのめでたい30歳の誕生日によるものです。最近新しい豪華な施設が多くある中でも、一応ヒルトンということでそれなりに「高級ホテル」の贅沢感はありました。でもその贅沢感とは意外にも古さ、レトロ感の混じったものでホテルというより高級喫茶店、大阪でよく行ったような豪華喫茶店(十三の「白ばら」など)の類のような懐かしさでした。今やカフェブームで全国の純喫茶は姿を消しつつありますが、それが惜しまれつつあるのはやはり「カフェ」にはない、その「贅沢空間」にあるのだと思います。なので極端な話、それがたとえコーヒー2000円以上であっても、こういった規模の贅沢感を前面に出した空間が、混沌とした都市空間の中に点在し、そこで人々が本を読んだり友人と話している豊かな様子を思うとそれこそが本当の「癒し」空間ではないだろうか、と思うわけであります。
*勿論食事も美味しかったです。でも高いなー。
*西新宿の高層ビル群にあって異彩を放つ都庁。丹下健三が有名なのもわかります。