シュリンキングシティー×ファイバーシティー@秋葉原

   (〜2月18日(日) 秋葉原UDX2F 無料)
欧州で大きな関心を集めた展覧会「Shrinking Cities」と大野秀敏氏が都市の未来像を提案する「fibersity」の二つの合同展覧会に行ってきました。入場無料ということもあり開放感のある展示空間でゆっくり見ることが出来ました。
*大きく表情のかわる秋葉原西口。思ったより居心地悪くないです。
*どこか広場のような展示空間


*「隅田川沿いの首都高機能移転後のイメージ」。首都高速の有効利用については私も大いに興味のあるところです。
ほかに「商店街アーケードの温室空間利用」「新宿御苑の緑地境界の変更」など現実的で面白い考えがたくさんありました。
もちろん日本だけでなく世界の都市についての展示もあり、奥のブースではデトロイト・マンチェスタ/リバプール・イヴァノヴォ・ハレ/ライプツィヒ・函館の映像が流してあります。
  
*映画のなかの「都市」も多く登場。こういうのをみると映画熱・旅行熱が上昇します。また小学生時代にみた「ロボコップ」のデトロイトのシーンもありました。

新鮮だったのは、都市というものが国の体制によって大きく変貌しているロシアや旧東ドイツの現状でした。政治のことはよく知りませんが以前,東欧の旧社会主義国を旅したとき都市の雰囲気が資本主義のそれとは全く違う印象であったのを思い出しました。