風林火山

sokulatesu2007-08-11

以前贈り物で頂いたこの本、何気に重宝してます。監修が戦国時代に関してはエキスパートの小和田哲男氏なのも読みやすい理由でしょう。また通ってた中学の近くの武田神社も紹介されてます。
大河ドラマの方は武田家メインかと思いきや主人公の勘介が北条や上杉で行動を共にするなど、戦国時代を広く捉えているのでなかなか飽きない展開となっています。何より、よくある「英雄的」な戦国大名でないのが良いです。
そういえば影武者の冒頭のこんなシーンが思い出されます。
武田信廉武田信玄にむかって)「殿、こちらにいるのが領内を荒らしていた泥棒でございます」
泥棒(武田信玄にむかって)「国を盗む大泥棒に言われる筋合いはねえ!」
拡大路線を宿命づけられたなかにおいて起こる数々のドラマが、戦国時代の面白さであります。