昭和の空気

東武線の北千住・浅草間は都心でも好きな路線のひとつであります。下町を高架で縫うように走る電車の車窓からは、古くからの住宅・工場・学校など生活の匂いを感じさせるような建物が続きます。また人気の少ないホームで扉が開くたびに都心の喧騒を忘れさせてくれるような緩やかな時間が流れ込みます。
また下町とはいっても、荒川区などのそれとどことなく違うのは、近くの浅草というかつての文化の発信地や隅田川などの存在、があるからかも知れません。

*Rとふたりで行った東向島東武博物館。なぜがドイツのジオラマがあります(手前はローテンベルグ)。