設計、鉄道博物館

大宮は遠い・・・

今月オープンした鉄道博物館。早速行ってみて思ったのは「自分だったらこう設計する」。
1、車両展示などは贅沢な空間を使うと野外展示と同じような感じで逆に迫力がでない。あえて天井高の低い空間に展示し想像力をかきたてるものにしたい。
2、最もメインと思われるジオラマや細かい展示は建物の外周部に囲うように置くのではなく、中心部に置き色々な角度から見れるようにすべき。
3、小型列車に乗れるのは良いがそれだけでは荒川遊園地の遊具にも及ばない。折角なら建物内部をも周遊し、さらにそこで展示が見れるなどの工夫がほしい。
4、ターゲットがあいまい。対象が大人なのか子供なのかが中途半端。プラレールで遊ぶキッズルームなどは論外。直感的にマニアの人にも受けはイマイチなのではないかと感じた。
5、外の風景として実際の電車がみれるのは良いが、窓をパノラマ状にするなどしてもうちょっと演出すべき。あれではただ外で見ているのと一緒なのでは。
〇モリ倶楽部で紹介していた〇モリも何かしら不満があったに違いないと思うのだが・・・。
・・・なんだかんだいいつつも結局は旧万世橋駅の近代建築と現代技術のバランスが絶妙だった旧交通博物館への愛着が強いだけなのかな、とも思いつつ・・・。