本そのものは変わらないが、読むタイミングというものは確実に存在する。今ドストエフスキーを読めといわれても高校時代に読んだときのような「地鳴り」はないだろう(勿論その逆もありえるが)。
また、ある本からある本へと読み続けているという時というのは自分のなかであるストーリーがある時であって、一旦その流れが途絶えるとまたしばらく出会えないような気がするのだ。
こんな言い訳がましいことを書いているのは最近こりきに「買いすぎ」を指摘されているからに他ならない。いくら私が酒ギャンブルの類がないとはいえ、最近の購入ペースでは確実に財政を圧迫。昔のように「だったらその分1日1食で十分」といった大人気ない行動は、現在の社会的責任・一家の柱という立場からは許されないのである。
という訳でしばらくは古本中心で行こうと思う。
*近所の古本喫茶「ブーサンゴ」。良書が安く揃ってます(早速一冊購入しました)。