風景の記憶

sokulatesu2008-08-28

近所の自転車屋。店の主人は70〜80の老人。修理は丁寧で説明も細かく、また手入れに関して軽く小言もいう。まさに職人と言った感じ。
建物は古い上に最近できた高層マンションに文字通り囲まれているため暗い感じなのだが、その老人と話していると勝手にその人が若かったころの自転車屋の様子とその周りの風景を想像してしまう。勿論詳しいことは知らない。
なんだか良くわからないがあの老人によってなのか、何か「風景の記憶を感じる」のだ。それは保存された「昔ながらの・・・店」に対して何も感じないのと逆の感じ、でもある。これからもマンションに負けずに頑張って欲しい、と勝手に思ったりした。