ある思い出

天気もいいので掃除。少しでも部屋を広く使う為にベビーベッドの解体を行ったら、思ったより広々。もうしばらく1LDKで粘る日々が続きそうだ。
*きれいになった部屋でジョイ・ディビジョンを大音量で聴く。

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「狭い部屋」で思い出したのは、祖母のちょっとした思い出。
私が大学生で大阪に住んでいたころ、一度だけ祖父と祖母が二人で泊まりにきたことがある。80歳前後のころだ(「名古屋での法事のついで」とのことだったが「ついで」でくる距離かどうかはわからない)。
で、宿泊は私のワンルーム。若者のざこねならともかく、大人二人分泊まるようなスペースがないなか、ばあちゃんがとった選択は「机の下に寝る」というものだった。「ばあちゃん、そんなとこで大丈夫?」と聞いたら、「山に慣れてるから平気」的なことを言っていた気がする。実際ばあちゃんはそうして山小屋で寝、ぺヤングでも食べていたのだろう。
その後私がバックパッカーとして海外で過ごしたのは、この血が流れていたからに相違ない。