東へ

AM:ごみ捨て・掃除・クリーニング回収後、根津で3つの物件を見て家関係の用事を済ました後そのまま東へ向かう。
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ただし今回は徒歩ではない。街の雑踏(特におばさんの危険な自転車走行)をかわす軽快さと気になる場所にすぐにいける機動力の高さを併せ持つという点では最高の手段である、我が自転車・レッドアロー号に乗り込むことにした。
命名の由来は赤くて軽い、という以外は特になくどうでも良い。よって当然予想される「某特急の名前と似ているのでは?」という電車マニアの批判は甘んじて受け入れることとする。
また、今回はいくつか目的地があるため「東京都区分地図」を携帯。これで道に迷う心配はない。
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根津からハードボイルドな空気を持つ鶯谷を抜けるレッド・アロー号。普段4号を利用する人々にはここの場所がわかるはず。

ある商店街。ここから日雇い労働の街、山谷地区へ抜ける空間の変化はド〇えもんの道具に例えるならワープトンネルかも。また簡易宿泊施設の多いこのエリアは外国のバックパッカーにも人気だ。これぞANOTHER TOKYO。

三ノ輪・バッ〇コーヒー。ターキッシュコーヒーを飲むためにここに来た。勿論店でその器具の入手法、入れ方を習得したことはいうまでもない。
東武浅草エリアで働く会社の同期に会ったあと・・・

かっぱ橋の専門店で器具の聞き込み。「そ、それは・・・うーん・・・」という店員の玄人的反応。とはいえそんなに執着しているわけでもないので退店し近くの食料問屋。
ある食材の相場を知るためにA・おばちゃんに電話。
「うーん、オリーブオイルや胡麻1キロは買ったことがないからね〜。でもそれが安いかどうかより期限内に使いきれるかだね〜」という尤もな意見を頂戴し、胡麻300G等を購入するに至る。

浅草寺前で休憩後・・・

浅草観音温泉。しり込みする観光客を横目にまるで常連客のように入る(実際四半期に一度くらいは来ている)。たいてい客は私以外に1人いるかいないかだ。
最後は田原町でおいしいと言われているパン屋に立ち寄るが予想通り品切れ閉店。ふと、昼過ぎよりスープ切れでどんどん閉店していく喜多方のラーメン屋街の風景を思い出す。あれは確か14年前。

帰路につくレッド・アロー号。
所要時間およそ4時間の旅はおわり。