せっかくなので・・・

先日コルビュジェのドキュメンタリーDVDを借りたつもりが中身が違っていた。こんなこと初めて。勿論、これも何かの縁ということでみる。
で、その中身というのが「ニューヨーク1997」。監督ジョン・カーペンターってのがうけた。
私のカーペンターのイメージといえば、「一応ちゃんとつくったちょいSF的B級映画」。でも不思議と「スターマン/愛・宇宙はるかに」や「ゼイリブ」など愛着のある作品も多い。
で、今回の映画の内容は近未来・刑務所となっているNY島で囚われた大統領を、元特殊部隊で囚人の主人公が24時間以内に助け出す、というベタなあらすじ。むしろわくわくさせるようなそのライトな展開はTVゲーム的で期待通り。この手のB級映画に好感を覚えるのはおそらくそれを‘まじめに・かっこよく’ではなくカーペンターが純粋にこういう世界が好きでつくっているからだろう。
それにしてもカート・ラッセルの頑張りは良かったな。最近ではタランティーノデス・プルーフに出演。なかなか幅の広い役者だ。