「lonely planet」

海外(一人)旅行者ガイドブックの定番といえば「Lonely Planet」。
http://www.lonelyplanet.com/
写真はほとんどなく、あるのは専ら文章と地図のみ。ただ、これが旅でなくとも威力を発揮するのはその細かい情報に加えコラム的に書かれた文章の楽しさで、一冊の読み物として「旅をする」こともできる。日本国内のガイドブックなら「山と渓谷社」の熱いコラムが若干近いかも。10年程前これの「JAPAN」で北陸や山陰を旅した時は、このおかげで外国人だらけの安い旅館にとまり兼六園松江城を楽しんで見れた気がする。海外旅行の際ももっと英語力があれば「地球の歩き方」ではなくこれで行きたかったけど・・・。
で今日、赤坂の本屋で久々に見かけ「TOKYO」を購入。今持っていたのが10年前だから情報も更新されていて面白い。これで隙間の時間に読む本ができた。勿論全文英語だから勉強にもなるわけでもあります。

そこでとりあえず一部紹介・・・
「SHINJUKU」(映画を絡めた冒頭部分)
Shinjuku is anything but camera shy. Here, Bill Murray caught his first, jet-lagged glimpases of Tokyo in Lost in Translation, and Ridley Scotto was rumoured to have drawn inspiration for his cult classic Blade Runner.........
ブレード・ランナーに関してはどことなく大阪っぽい感じもあるけど。

「TOKYO ON FILM」(「東京」を題材にした映画。小津の「東京物語」から「電車男」まで11作品の紹介から)
tokyo Story(Tokyo Monogatari 1953)-Ozu yasujiro's story of an older of couple who come to Tokyo to visit their chilren only to find themselves treated with disrespect and indifference.
こういう文章を英語教育に取り入れるべき。実際あるんだろうけど受験ででてきても「なるほど〜、面白そうだ」などと感じている余裕はないはず。それを中学あたりからゆっくり訓練するのが「ゆとり教育」ではないのか!なんて・・・適当に言ってます。

Gozilla(Gojira 1954)-It's become almost a cliche, but watch it again and you'll find a powerful mataphor in this city that spend the first half of 20th century being beaten down and getting right back up again.
そういえばゴジラってちゃんとみたことないな。ただ確かに都市の破壊シーンは印象的。