ポルトガル、ここに誕生す〜ギマランイス歴史地区

うぉー。久々のカウリスマキ!さらにピクトル・エリセに104歳のオリヴェラなどのオムニバスとはなんと贅沢な映画!しかもサントラはグレン・グールドだとぉぉ。これは必見。

ギマランイス」とはポルトガルの町で「ポルトガル発祥の地」といわれているらしい。「発祥」とかいうと(どうせ侵略のことをそう呼んでるのかと思ったが)単に初代国王生誕の地、ということらしい。14〜15世紀の街並みが保存されていて、現在は歴史地区にしていされているようだ。


なぜこの地が映画のテーマになったのかはわからない。そもそもポルトガルの歴史などはせいぜい16世紀の鉄砲伝来ぐらしか知らない。ただ、はるか東に鉄砲を売り込みに来たという事実だけでも、相当栄えた国だったのだろう。その“ギマランイスを語る”というのがこの映画のテーマとのこと。ここは町への先入観なしにみて感じたいところ。



ちなみにビクトル・エリセの「ミツバチのささやき」は「となりのトトロ」の原作みたいな映画。