戦国武将を育てた禅僧たち 小和田哲男 2007年

今度はこの切り口です

いわゆる「お坊さん」のイメージとは違い、実際の禅僧は知識人でもあり医者、さらには大名のブレーンなど多種多様な存在でした。その禅教育を行っていた足利学校が国内では優秀な禅僧輩出機関として相当なブランド力を持っていた(さらには当時のヨーロッパで有名だったという話も)など、戦国をまた違った視点でみることができます。そんな禅僧の様々なケースを多くの文献をもとに小和田氏がわかりやすくまとめています。