魅力を伝える

思えば自分がはっきりと建築というものに対し魅力を感じたのは安藤忠雄の直島での建築であります。その後学校に通うなどしながらこう勉強を続けていると知識や技術は増えながらもどこかそれに振り回され、本当にしたいことが「ぶれる」ことがあります。これは勉強に限らず何事においても必ずぶつかる壁であると思いますが、そこで「戻る」のではなくそれを越えて感動の原体験に「再到達」できるかがどうか大事かな、と思う今日この頃であります。

今季初のスクーリング「DDLプレゼンテーション」。任意で選んだ住宅建築を2次元表現のみでいかにその魅力を伝えるか、というものでしたが私が題材にしたのは安藤忠雄住吉の長屋」。こういったいわゆる「名作」を改めて自分の視点で表現するのはなかなか困難でした。
〜メモ〜 最近読んだものなど
「大聖堂」レーモンド・カーヴァー、「長いお別れ」レーモンド・チャンドラー、「住まなきゃわからないドイツ」その他建築関連や旅行ガイド本(京都・大阪・アラビア半島)など。